~スキージの硬さってどうなんだ~先月号で、スキージのアタック角度について書きました。実際のアタック角度はスキージのたわみがあり、実際のアタック角度は小さいのではないかと問題提起しました。 そうだとすると、スキージのゴム硬度が小さくなるとたわみが大きくなるので実際のアタック角度が小さくなり、印刷膜厚が大きくなるはずです。図1にこの概念図を示しました。 そこで、印刷条件を同じにしてゴム硬度のみ変化させた時の印刷膜厚を調べてみました。 これは、ゴムのたわみによりスキージと版の実際のアタック角度が変わったと考えることができます。 スキージの硬度を変えるとは、実アタック角度を変えていたということになるのでしょうか。 スキージに関する概念を変えると新しいスキージの開発ができる様な気がします。 図2を見てください。ゴム硬度が小さくなると印刷膜厚が厚くなることがわかります。 前のページへ スクリーン印刷コラム 目次 次のページへ