本文へ移動

目で見る真空印刷機の実力

気泡が絶対に許されない印刷があります。
例えば、有機ELディスプレイのシール印刷。それから、導通ペースト(銀や銅、etc)での穴埋め印刷などもそうです。
そのような印刷の場合、以前では印刷後にワークの周囲を真空にして気泡を取り除く、脱泡装置などが必要でした。

しかし、気泡のできかたは一定ではないため、脱泡装置では脱泡後のペースト量が不安定になってしまいます。つまり、印刷後に気泡を取り除いたのでは遅いのです。
弊社の真空印刷機は、印刷部全体をチャンバーで囲い、その中を真空の状態にして印刷することで、気泡が無くインク量の安定した印刷を行うことが可能です。

さて、真空印刷を通常の印刷と比較して見ましょう。1枚目が大気圧中での印刷、2枚目が真空印刷です。
大気圧印刷では気泡が入ってしまっているのに対し、真空印刷ではペーストが隙間なく隅まできちんと充填*1されているのがわかります。

*1 差圧充填という作用も利用しています。
従来の印刷で穴埋め
【従来の印刷で穴埋め】
(気泡が入ってしまう)
真空印刷で穴埋め
【真空印刷で穴埋め】
(気泡は入らない)

現状の工法だと、気泡混入で製品の歩留まりが悪いとお困りでしたら、真空中で印刷することで脱泡装置不要でインク充填量の安定した真空印刷に、是非一度置き換えてみてはいかがでしょうか。
皆様からのご相談お待ちしております。
TOPへ戻る