スクリーン印刷コラム(42)

~やっぱりゴムなんだなー~

スクリーン印刷に使用するスキージはウレタンゴムが最もよく使用されます。ゴムなのでスクリーン版との摩擦によって少しずつ摩耗します。スキージの先端が摩耗すると、スキージと版との接触状態が変わってくるので印刷品質に影響します。「スキージ研磨職人」(2013年2月コラム参照)がいない所ではスキージが摩耗しなければどんなに良いことかと思います。

こんな話を会社でしたら、スキージ研磨機を開発している技術者より「俺の仕事はどうなるんだ!!」と文句を言われてしまいました。しかし、著者はこっそり実験を行ってみました。

摩耗に強い材料は硬いので、そのままではスキージとしては使用できません。たとえば、ステンレスでできているスクレッパーでは印刷できないことはわかっています。そこで、スキージの先端に耐摩耗性のある薄い材料(例えばステンレス、セラミックスなど)を貼ってみました。薄いので、ゴムに追随して曲がります。ゴムとしての弾性もあります。これをハイブリッドスキージと名付け早速印刷してみました。(もちろん、スキージ研磨機の開発技術者には内緒です)

さあ、印刷!!!
ところが。
「印刷ができない----------------!!!!!!!!!!!!!!!!」
貼りつけた物を剥がすと。------------------ 「印刷できる!!!!!!!!」
スキージの先端はゴムが必要なんだと思いました。
そこに、スキージ研磨機を開発しているN氏がやってきました。
N氏「何をしているのだ」
著者「減らないスキージの試験」
N氏「結果は?」
著者「ダメ、印刷できない」
N氏「実は高性能スキージ研磨機を開発したぞ」

脱帽です。

ニューロングのスキージ研磨機がモデルチェンジします。ご期待を!
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